何を書く　何を着る

ブログに何を書くか。これはこれでまあ大変なことです。ただ毎日何を着るか、と同じくらいの感覚で何を書くか、ということを乗り越えていくしかないな、と自分に言い聞かせています。

ということで何を着るか。

何を着ているか。ということでだいたいその人となりを推し量ることができます。とくに数十年と生きてきた中で、何を身に着けているかということはほとんど人生そのものです。他の生き物と違って、人は裸では生きていくことができない。ということからして何を身に着けるか、は大きなテーマですね。だからこそファッションという巨大な分野が存在しているわけです。

といってもさほど、蘊蓄があるわけではありません。大人になってから同じような服ばかり30年ぐらい着続けています。

綿パンとオックスフォードのボタンダウンシャツ。季節が移ればこれにセーター、ベスト。ヘリンボーンツイードのジャケット。繰り返し繰り返し同じような服を定期的に購入し、気に入ってはまた同じような服を購入して繰り返し着ています。ほとんど何の変哲もない服装ともいえる。教育実習に行ったときと同じような恰好やな、と思う次第です。

それでも毎日、今日はこんな感じで行こう、的な思いを抱き職場に向かいます。このスタイルが職員室で主流かといえばそうではない。なかなかこのスタイルを貫くのも容易ではないのかもしれません。

若かりし頃、奈良で最初の勤務先である十津川高校に赴任した最初の日にも、こんなシューズを履いていました。

あの日も　new balanceだった。